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自由が丘・自由日記


気の向くまま、ひとりごと。
by nattsu358
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王国


よしもとばななさんの王国って読みました?

王国を読んだほうがいいサボテンとアロエのことが
書いてあるから・・・と、とっても自然体のみやちゃんに勧められたので
図書館で借りて銀座旅行に持ってきた。

よしもとばななさんの本は、たいてい旅行中に読む。
日常生活の中では、なんとなく読めないのに、
私のする旅と、なぜかしっくりくる。
ちなみにライフログにのせている、
バナタイムは、クアラルンプールの三越に入ってる
紀伊国屋で買って、カフェで読んだというのんびりした熱帯の
幸せな思い出がしみこんでいる一冊だ。

帝国ホテルのプールサイドで、その「王国」を一時間で読んだ。
すごくおもしろかった。
ほとんど誰も人がいない、狭いプールのボンボンベッドの上で
涙がこぼれそうになってしまった。

サイキックな能力を持つ人と、その人の周りにいる人たちの物語だった。

超自然の世界は、私の心をいつもものすごく揺さぶる。
揺さぶられて泣けそうになる。
だから、時々しか覗かないことにしている。
本当に閃きがあったときだけ、覗くことにしている。

帝国ホテルに泊まりに行く直前に、
私は自由が丘のヒーリングショップにみやちゃんとたまたまいって
すごく惹かれる石とであった。
水晶はもともときれいで好きだったけれど
あんなにごっつくてでっかい石を買う気には、なれなかったはずなのに
なんか、その石はすごくすごく欲しくなった。

石を買うとき、店の兄さんが、
「あんまり難しいことはいらなくって、ただ石を手にとって
感じとってみることが大切です」
ときっぱり言った。

「感じる」・・・・また出たこの言葉!って感じ。

結構なお値段だったが、私はその石をぽんと買ってしまった。
ピンク色のローズクォーツの原石。
とろんとしたピンク色が妙に気に入った。出会いか?

ホテルにそのまま持っていった。
そして、ベッドの上で静かに瞑想した。
瞑想っつーか、石をもって目をつぶってみただけだけど。。。

すると・・・なんと胸のところに優しい感じがした。
心が石みたいにとろんと溶けてくるみたいな感じで、
やがてそれは喜びに変わった。
喜んだんだ、みぞおちのあたりが。
気持ちの良い感覚。
わー、すごいー!石さんありがとう。

フィレンツェにも持っていこうと思う。
by nattsu358 | 2004-08-14 23:28 | ホン ノ ムシ
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