自由が丘・自由日記


気の向くまま、ひとりごと。
by nattsu358
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カテゴリ:ホン ノ ムシ( 11 )

沖縄時間

沖縄時間―本物のスローライフの見つけ方
岸 朝子 / 大和出版

いよいよ夏本番!が近づいてからというもの
なぜか沖縄に行きたくて仕方がない。

わたしはまだ沖縄を知らない。
だから、沖縄のことを書いてある本を読んで
ただ空想をめぐらせている。

フードライターの岸さんの書く沖縄は、
魅力的なことがいっぱい。
とくに沖縄におけるスローライフについてと
食の描写がとてもいい。

わたしはもともとスローテンポな性質なので
ますます沖縄の魅力を感じてしまう。

また、読んでいて私の愛するバリ島とも
かぶってきてしまった。
バリより沖縄のほうが、もっと旅行者に対して
ほんとの意味で開けている気がするけれど。

今まで沖縄料理は、東京のいろんなところで食べてきた。
だけど本物を知らない。
料理は、やはりその土地で食すのが一番だと思う。
味は風土によってとても変わるから。

沖縄のきれいな写真集もみつけた。

南風(ぱいかじ)浪漫―ミントブルーの海に浮かぶ島
新美 直 / アップフロントブックス
ISBN : 4847015266
スコア選択:

沖縄 南風浪漫〈2〉きらきらひかるヒミツの島
新美 直 / アップフロントブックス
ISBN : 4847016181
スコア選択:


透きとおるサファイアブルーの海と白い砂浜、
色彩豊かな花々が、とてもリアルに一冊のなかに散りばめられていて
ページを広げるたび、
そこに自分が裸足で立っているような感覚になってくる。

とにかく、この写真集を眺めるだけで幸せな気分に!

オレンジ色の瓦屋根や神様のいる祠、
でっかい大木など、わたしの好きなものがいっぱいある世界。

・・・・・・・・

さっき窓を開けたら、熱風が部屋のなかに
もわんとはいりこんできた。
一瞬、沖縄を感じた。
ほんとの沖縄ってこんな風な感じなのかな、と少しうれしくなった。



■沖縄料理やさん「がじゅまる」■
東急東横線、大井町線 自由が丘駅 正面口 徒歩2分
〒152-0035  東京都目黒区自由が丘1-12-2 新栄ビル2・3F
Tel:03-3718-0370

このお店、とってもいい感じでおいしいから気に入ってます。
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by nattsu358 | 2006-07-02 13:23 | ホン ノ ムシ

おわらない夏


b0005864_2352536.jpgひさしぶりにすばらしいエッセイに出会った。

「おわらない夏」小澤 征良 (著)

ボストン交響楽団の主任監督指揮者であった小沢征爾さん一家の
タングルウッドの夏の滞在の思い出をつづったエッセイ。
あまりにも生き生きと全てが描写されていて、
タングルウッドの自然の美しさにうっとりしたり、
読みながらおかしくて思わず声をあげて笑ってしまったり、
切ない感情が押し寄せてきたり、ラストはなんと号泣までしてしまった。
エッセイで、ここまで感情移入できちゃうなんてすごい。

美しくて、輝いていて、懐かしくて、楽しくて!
幼いときの夏の思い出って、みんな誰しもたくさん持っていると思う。

こんなに感動してしまったのは、小沢さん一家を何度か
近くでお見かけしているせいもあるのかもしれない。
以前、よく通っていたカフェに彼らもよくきていた。
征良さんを初めて見かけたとき、なんて素敵な女性なんだろうと思った。
ほんとうにきれいなんだもの。内面からでてくる本当の美しさや明るさみたいなものを
私は彼女にすごく感じた。
奥様もすごく素敵な方だった。
このエッセイによく出てくる弟さんもご一緒だった。
小沢征爾さんは、本当に気さくな感じの方で
そのカフェでワールドカップを大勢で観戦したりという嬉しいエピソードもあった。
なんか本当に素敵な家族なんだよね。
だから余計にこのエッセイが、じんと心に響いた。

小沢さんがタングルウッドにいる頃に、私も一度コンサートを見に行きたかったって
すごく思った。
いつかNHKで最後のタングルウッドの公演を特集しているのを見た。
そういう記憶も入り交じって、とてもラストは泣けてしまったのかもしれない。

あー、いい本に出会った!
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by nattsu358 | 2005-06-19 23:17 | ホン ノ ムシ

ジローラモさんちの嫁入りレシピ♪


b0005864_23523811.jpg
まじ、すてきな料理本に出会った。
「ジローラモさんちの嫁入りレシピ」 パンツェッタ喜久子著

パンツェッタ喜久子さんのレシピは、読んでいるだけで
いろいろ夢が広がってきて、いつもわくわくしてしまう。
こんどの週末、これを作ろう、あれを作ろう・・・・なんて具合に。

イタリアの家庭料理、食文化に、常々あこがれているわたし。

例えば、よく晴れた土曜日の昼間なんかに、
家の庭のテーブルを囲んで、彩りのきれいな
家庭料理を食べているような、そーゆう風景がたまらなく好きだ。
それで近くにレモンやオリーブの木なんて植えてあればなお最高と想う。

そんな食卓に憧れて、
今まで何冊イタリア家庭料理の本を買ったことかわからない。
が、いまだ手打ちパスタすら挑戦したことはなく、
ただ想いを馳せるだけで、
いつも簡単で手軽で適当なパスタばっかり作っては満足している。

この本で魅力的だったのはレシピだけではなく、
合間に入っているイタリア人の食にまつわるエピソード。
とても豊かでステキです。

ジローラモさんちでは、家族で週に一度必ず食事をするのを大切にしているそう。
食卓にならぶのは、マンマが手間隙かけて作る伝統の家庭料理。
そこに集まる家族の笑顔・・・・。
これから生まれる子供にも、こんな温かい愛情のこもった豊かな食生活を
こさえてあげたい。

喜久子さん主催のお料理教室"ラ・ターヴォラ・ディ・タータ”に通うのは
わたしの夢のひとつ。
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by nattsu358 | 2005-03-31 00:10 | ホン ノ ムシ

対岸の彼女


b0005864_2144121.jpg直木賞を受賞された角田光代さん著の「対岸の彼女」を読んだ。
女の友情について、最近いろいろ考えていた私だったのでぴったりだった。

結婚して、生活環境が変わり、
今までつるんでいた女友達たちとの、
微かなずれみたいなものを感じていたところだったので
この本は、ちょっとしたヒントになりそうな感じがした。

「女の友情」って永遠のお題のひとつだと思う。
女の友情は、甘くてやさしくて温かいものだけど、
反面、嫉妬や妬みなんかのドロドロとした
危険もいっぱいはらんでいるモノだと私は考えている。
だからこそ、人間くさくてかけがえのないモノなんだけど。

この「対岸の彼女」は、生活環境の違う女同士、
微妙なずれみたいのを感じながらも惹かれ合って、嫌悪して、
最終的にポジティブな面もネガティブな面も全部ひっくるめてオッケー!
やっていきましょう!みたいな、とっても肯定的な結末で良かった。
読み終わったあとのすっきり感があった。

明るい!

女の友情、バンザイ!
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by nattsu358 | 2005-03-20 21:42 | ホン ノ ムシ

向田邦子 暮らしの愉しみ


すてきな本に出会った。
「向田 邦子 暮らしの愉しみ」 向田邦子 向田和子著
b0005864_1720137.jpg

向田邦子さんは、私のもっとも尊敬する作家のひとり。
彼女らしく洗練された生活の楽しみ方が、たっぷりと載っている。

手製のお料理のレシピの数々には、目を見張るものがある。
なぜなら、とても身体に優しくて、すてきな家庭料理ばかりだから。
一人暮らしでも、ササっと美味しそうなお惣菜を作ることのできる女性には
やっぱりあこがれてしまう。
特に私は、ひと昔の日本の台所事情にものすごく憧れている。
たとえば、炊きたてのご飯を飯台にあげたり、漬け物をつけたり
梅干しや味噌を造ったり、もくもくの七輪で魚を焼いたり・・・という、
手間暇惜しんだ昔の台所に。

もちろん、憧れてはいるくせに、無精ものの私は
実際のところ文明の利器にどっぷりはまっていて、何一つ試したことがない。
だから、こういう女性に出会うとものすごく尊敬してしまう。
ついこの間テレビで「夏目家の食卓」というスペシャルドラマが放映されていた。
ああいう食卓こそ、私がたまらなく憧れている食卓の世界だ。

向田さんの器の選び方も自然ですてきな感じがした。
食にこだわっている人は、それを盛る器にも自然と惹かれていくものなんだろう。
私は和食器について全然知識がない。
料理の腕も、たいしたことがない。
これから、徐々にすてきな人のまねをして、少しでも憧れの食卓に近づけたらと思う。


結婚して家を出たときに、だいぶすきなものを手放してしまった。
今はだんなさんの実家に住まわせてもらっているので、あまり好きなモノを
飾ったり、愉しんだりしていなく、それが本当は寂しかったりしていた。
同居人がいる場合、一人暮らしの時分とは違って、
絵のひとつを飾るにしても、自分の好きばかりは押し通せなかったりする。
もちろん完璧に趣味が合う相手なら、問題ないのだろうけど・・・。
最近の私は、そういったことから、半ば自分の趣味を
貫くことをあきらめて暮らしていたように思う。

だけど、「今」に文句をつける前に、
少しずつ、焦らないで、また自分の好きなものを周りに増やしていけたらな、と思う。
好きなものに囲まれて暮らすのは、やっぱり愉しいだろうから。
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by nattsu358 | 2005-02-04 17:28 | ホン ノ ムシ

反省文 ハワイ


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「反省文 ハワイ」山口智子著 ロッキンオン 

今読んでいる本です。
ダン・ミルマンの「聖なる旅」に続き、
なぜかまたハワイものに手を出してしまいました。
(ちなみに”聖なる旅”はものすごくレアなスピリチュアル冒険が楽しめた)

すごいおもしろい!本当のハワイ探しにわくわくします。
そして、ハワイの失った歴史や自然・・・切なさもすごく感じます。
山口智子さんのさっぱりして潔い性質が
そのまま文章に現れている感じで。
そしてわたしも本当のハワイが知りたい!
そんな衝動にかられてしまう。

ハワイは、特別すき!って場所でもないのですが
(ハワイ島を旅行中に倒れたことがあるし)
やはりまた行きたいって思うところ。
だってものすごく風が気持ちいいんだもの!

一昨年、結婚して初めてだんなさんと衝動で出かけた
ホノルルの旅は、最高に楽しかった。

来年1月、仕事がらみでホノルルへ行く予定が入っている。
がんばって赤ちゃんも連れていきたい。
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by nattsu358 | 2005-01-21 19:30 | ホン ノ ムシ

楽園の鳥-カルカッタ幻想曲-


楽園の鳥 ―カルカッタ幻想曲―
寮 美千子 (著)

b0005864_2374647.jpg図書館で借りて一気に読んでしまった新書。
タイ⇒インド⇒ネパール⇒インド・・・・・と頭の中でトリップできた。
物語はけっこう過酷だったけど、すごくおもしろかった。

読んでいてバンコクのムンとしたあの熱気とか、怪しい路地とか目に浮かんだ。
インドにいったのは、数えてみたらもう9年も前にもなる。
私はあの頃、軟弱バックパッカーだったので
あまりローカルフードを思い切って試せなかったのだが、
うまそうなカレーやサモサ、チャイ・・・とインドのおいしいローカルフードの
ことがいっぱい書いてあって、それもすごくおもしろかった。
著者の寮さんご自身が、ほんと怖がらないで
地元のお店をいろいろ試している様子がうかがえる。

しかし、せっかくさくらとバラナシまでいったのに、
ガンガーで沐浴しなかったのは、我ながらあほだったなーと思う。
知人のインド人たちも、なんであそこまでいったのに沐浴してこなかったのか、
とすごく私たちを責めた。沐浴しないとまた行かなければならないハメになるよと・・・。

次にインドへ行ったときは、南にいってみたい。
そして今度こそガンジス河で沐浴してみたい。
ていうか、この本を読んだら無償に放浪の旅に出たくなってしまった。
いつか家族で期限なしのアジア放浪の旅に出てみたい。
だんなはもしちびができたら、ちびをつれてチベットやモンゴルへつれていくといってる。
そんな日が来るのかなぁー。
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by nattsu358 | 2004-11-23 23:11 | ホン ノ ムシ

そら色の窓


b0005864_196466.jpg旅から帰ってきてから、最近オープンしたブックファーストで買った本。
表紙がほんとうにきれいな空色で、中の挿絵もとてもかわいらしくてセンスがいい。
イラストレーターである著者の佐々木美穂さんの
日々を丁寧に生きている感じが伝わってきて、とても気持ちよかった。
旅の余韻をこわさない、のんびりとした空気が読んでいるあいだじゅう流れていた。
のほほーんとした静かな午後とかに、また読み返してみたい。

「そら色の窓」 佐々木美穂著 ¥1300(PHP研究所)
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by nattsu358 | 2004-10-26 19:06 | ホン ノ ムシ

はちみつの本


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今日は「はちみつで元気を手に入れる」という本を買った♪
(医学博士・養蜂家、宇津田含著)

最近、ウチでは料理に砂糖の代わりにすべてハチミツを
使うことにしている。煮物も、焼き物もコクが出てとってもおいしい。
ただ甘味をつけるだけでなく、味に深みと広がりをつけてくれる。

本には、ハチミツでつくるお料理レシピのほか、
ハチミツの薬効についてとか、手作りコスメも載っているので
今から何をやらかそうかとわくわくしている。

ちなみに今わたしが使っているハチミツはアリゾナ産のもの。(右写真)
千種類以上のお花の花粉から造られているので
かなり色、味、風味ともかなり濃厚だ。
こっくりと料理が仕上がるので気に入っている。

南仏時代にハチミツにかなり凝ったこともあったが
一種類の花の花粉からできたものを使っていたので
今から思うとかなり芳香も味も薄めだったなぁと思う。

これからハチミツに改めてはまりそう~。
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by nattsu358 | 2004-10-04 22:01 | ホン ノ ムシ

海のふた


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海のふたという本を旅から戻ってきて読みました。
さっき大岡山のドトールで読み終わったばかり。
よしもとばななさんの本って、いつもぐぐーっと涙がこみ上げてきちゃう私。

本の題材となっている土肥の海は、
私も家族と毎年夏に出かけた海だった。
夕方、くたくたになるまで毎年泳いだ海。
浮き輪にお尻を乗っけて波間に浮きながら、
山をのんびり眺め続けた大好きな海。。。
浜辺には父さんと母さんが楽しそうにこちらを見ているという
安心と至福感につつまれている最高の夏休み。

そんなうちのファミリーは、
数年前、ワケあって完全に崩壊してしまった。
今では、みんなもうばらばら。
だから、余計、土肥の夏の海の思い出は、本当にきらきら
私の中で輝いている美しいもので、読んでいて泣けてきた。
心にふたをしてしまった、美しい思い出がそのまま本の中にあった。

失った家族と過ごした楽しかった日々を思うのは、ほんとうに切ない。
崩壊してしまってから、母のこと憎らしく思った時もあったし、
もう父も母も、自分も、誰も信じられない状態も続いた。
今思えば、半分ノイローゼ気味だったと思う。

仕方ないことだった。
ぜんぶ。
誰も間違っていなくて、誰もが正しかったということが
最近やっと認められ、受け止められるようになった気がする。
私は私の中でずっと戦っていた。
否応もなく、とてつもなくでかい悲しみと。

悲しみを受け止められるようになって、
私は本当に悲しかったんだってことを認められるようになってから、
「海のふた」を無意識のうちに手にとったような気がした。

あの頃は良かった・・・と思いつづけていた自分が
やっと未来に目を向けて、新たな道を本当に歩む準備ができた感覚。

良い本とであった。
睦念さんの版画も素晴らしかった。力強い情熱を感じて釘付けだった。
きっとこれからも時々めくるような大切な本になると思う。

そして、一番しんどいときに出会ってくれて、いつも隣にいてくれる
私のパートナーに、心から感謝したいと思う。
ほんとにほんとにいつも一緒にてくれてありがとう。
私はほんとうに幸せ者だと、再び思うことができたのは
あなたがいてくれるおかげです。
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by nattsu358 | 2004-10-02 20:21 | ホン ノ ムシ